【日  時】2025/11/22(土) 10:00〜16:00

【会  場】東海大学付属浦安高等学校中等部

【対  象】未就学児、小学生、保護者(約80名:保護者を含む)

【担当講師】知財創造教育支援委員会 委員  高橋 洋平、下地 健一、高井 智之、茂木 健男、佐藤 高信

            千葉委員会 委員長 山川 啓

             同委員会 委員  小野尾 勝、田中 秀喆、中村 裕行、野村 悟郎

■授業の概要

 弁理士会のブースでは知財工作授業を行いました。授業時間は1回1時間弱、開催時間枠は午前2回、午後2回の合計4回で行いました。知財工作授業の内容は、電子紙芝居、身近な発明品の説明、発明工作の3部構成です。

電子紙芝居では、弁理士会作成の電子紙芝居「レオ君」第1~2章の10分間短縮バージョンを参加者に視聴してもらい、その内容をクイズで出題して発明及び特許の基本理解を確認しました。

「身近な発明品の説明」では、フリクションボールペン、芯なしホッチキス、水平開きノート、しゃもじについて紹介しました。

発明工作では今回初となる「ペーパー台」を行いました。課題は「重たいものがのせられる台(だい)をつくってみよう」です。工作材料はA4コピー用紙20枚とセロハンテープのみです。おもりには2L、1L、500mlの各ペットボトルに水を入れたものを使用しました。未就学児や小学校低学年も受講しており、ヒントなしでは発明工作が全くできないおそれがあったため、工作開始前に講師が「コピー用紙をどのような形状、組み合わせ、構造にしたら大きな荷重を支えることができるか」のヒントや実例写真を丁寧に説明しました。どの工作も最低1kgのおもりを載せることができ、最高記録は8kgのおもりを載せることができました。

■担当講師の感想

 電子紙芝居では、動画視聴後のクイズで「発明とは何かな?」、「特許とは何かな?」という質問に対して未就学児くらいの小さな子が活発に正解を答えており、動画視聴とクイズによる知識定着が効果的と感じました。

「身近な発明品の説明」では、子どもたちから「(持ち手とすくい部の間において直交する)突起のついたしゃもじは、しゃもじにご飯粒がついてもテーブルのごみが付かない」など積極的な発言がありました。解説に登場した水平開きノートをノベルティグッズとして参加者全員に配布したため、発明を手にとって確認していただき、とても好評でした。

 発明工作では、紙が強くなる形状等のヒントを予備知識として発明工作に取りかかってもらったので、いろいろな工夫がなされた「ペーパー台」がたくさんでき、子どもたちや、童心を思い出した保護者たちの才能に感心しました。

低学年の子どもたちの中には、同伴されたご家族で互いに相談しながら作品が良くなっていくものがあり、家族一丸となって楽しみながら作品を作り上げていく姿に感動しました。家族の交流の場としても活用していただけたと思っております。

■受講生の感想

 参加者に感想を書いてもらったところ、すべての参加者から「とても楽しかった。」という好意的な感想を頂きました。

 「紙なのにこんなに重いものが載せられるとは思わず、驚いた。」、「イメージしたものと実際に作るものでは強度に差が出た。実際に作ってみることの大切さを知った。」、「家に帰ったら10kgのおもりを載せるために再チャレンジしたい。」、「発明を考えることはすごいことだと感心した。」といった感想も頂きました。


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